HPV(ヒト・パピローマウイルス)ワクチン
子宮頸がんは、一般には性交渉によるヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が原因となって形成される前がん病変(CIN)を経て発生します。
HPVワクチンは子宮頸がんの発生を、その原因となるHPVの感染を予防することで防ごうというものです。
日本で承認されているHPVワクチンは、
2つの型(16・18型)の感染を予防する2価ワクチン(サーバリックス®)、
4つの型(6・11・16・18型)の感染を予防する4価ワクチン(ガーダシル®)、
9つの型(6・11・16・18・31・33・45・52・58型)の感染を予防する9価ワクチン(シルガード®9)で、9価ワクチン接種によって子宮頸がんの原因になる約9割のHPV感染を予防できるとされています。
ワクチンはHPVに感染する前に接種しなければ意味がありません。
子宮頸がんを引き起こすHPVは性交渉(セックス)によって女性の子宮頸部まで入ってきます。
日本人女性を対象にした研究で、HPV16型、18型感染の予防効果は、初回性交渉の前にHPVワクチンの接種を受けた人では、約94%であることが報告されています。
また、スウェーデンからの報告でも、子宮頸がん発症の予防効果は、17歳未満でワクチン接種を受けることで、より高くなることが分かっています(子宮頸がん発症が88%の減少)。
また、効果が持続する期間はワクチンの種類によって異なる可能性がありますが、これまでの報告では4価HPVワクチンで最長14年間持続するとされています。
この期間には個人差もあり、この年数を越えたら必ず効果がなくなるというわけではありません。
12〜16歳で接種を受けると、26〜30歳まではワクチンの効果が持続すると考えられるため、この年齢を対象に定期接種が行われています。
HPVワクチンは子宮頸がんの発生を、その原因となるHPVの感染を予防することで防ごうというものです。
日本で承認されているHPVワクチンは、
2つの型(16・18型)の感染を予防する2価ワクチン(サーバリックス®)、
4つの型(6・11・16・18型)の感染を予防する4価ワクチン(ガーダシル®)、
9つの型(6・11・16・18・31・33・45・52・58型)の感染を予防する9価ワクチン(シルガード®9)で、9価ワクチン接種によって子宮頸がんの原因になる約9割のHPV感染を予防できるとされています。
ワクチンはHPVに感染する前に接種しなければ意味がありません。
子宮頸がんを引き起こすHPVは性交渉(セックス)によって女性の子宮頸部まで入ってきます。
日本人女性を対象にした研究で、HPV16型、18型感染の予防効果は、初回性交渉の前にHPVワクチンの接種を受けた人では、約94%であることが報告されています。
また、スウェーデンからの報告でも、子宮頸がん発症の予防効果は、17歳未満でワクチン接種を受けることで、より高くなることが分かっています(子宮頸がん発症が88%の減少)。
また、効果が持続する期間はワクチンの種類によって異なる可能性がありますが、これまでの報告では4価HPVワクチンで最長14年間持続するとされています。
この期間には個人差もあり、この年数を越えたら必ず効果がなくなるというわけではありません。
12〜16歳で接種を受けると、26〜30歳まではワクチンの効果が持続すると考えられるため、この年齢を対象に定期接種が行われています。
HPVワクチン接種方法
HPVワクチン定期接種対象の小学校6年~高校1年(12~16歳女子)について
2022年4月から定期接種として12〜16歳女子へ個別通知による接種勧奨が再開しました。
9価ワクチンは、15歳未満の女性は2回接種となり、15歳以上の女性は3回接種となります。
9価ワクチンは、15歳未満の女性は2回接種となり、15歳以上の女性は3回接種となります。
当院では、9価ワクチンのシルガード®9を使用しております。
ワクチン接種のみの場合は診察料はいただいておりませんので料金はかかりません。
東京23区内の方であれば、当クリニックでもお受けいただけます。
事前の予約が必要です。
ワクチン接種のみの場合は診察料はいただいておりませんので料金はかかりません。
東京23区内の方であれば、当クリニックでもお受けいただけます。
事前の予約が必要です。
※来院の際は、必ず自治体から送られたワクチン接種予診票をお持ちください。
(保護者が同伴されない場合は、保護者の署名が必要になりますので事前に予診票保護者自署欄に署名されたものをお持ちください。)
※母子健康手帳もお持ちください。
(保護者が同伴されない場合は、保護者の署名が必要になりますので事前に予診票保護者自署欄に署名されたものをお持ちください。)
※母子健康手帳もお持ちください。
ご不明な点があればお問い合わせください。
HPVワクチンキャッチアップ接種について(17~27歳女子)
平成9年度生まれ~平成19年度生まれ17~27歳(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(12~16歳)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方で、接種の対象に該当する方は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。
※接種は合計3回で、完了までに約6ヶ月かかるため、希望される方は令和6年(2024年)9月末までに第1回目の接種を開始することをご検討ください。
まだ接種を受けていない方で、接種の対象に該当する方は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。
※接種は合計3回で、完了までに約6ヶ月かかるため、希望される方は令和6年(2024年)9月末までに第1回目の接種を開始することをご検討ください。
当院では、9価ワクチンのシルガード®9を使用しております。
ワクチン接種のみの場合は診察料はいただいておりませんので料金はかかりません。
東京23区内の方であれば、当クリニックでもお受けいただけます。
事前の予約が必要です。
ワクチン接種のみの場合は診察料はいただいておりませんので料金はかかりません。
東京23区内の方であれば、当クリニックでもお受けいただけます。
事前の予約が必要です。
※来院の際は、必ず自治体から送られたワクチン接種予診票をお持ちください。
(18歳未満の方で保護者が同伴されない場合は、保護者の署名が必要になりますので事前に予診票保護者自署欄に署名されたものをお持ちください。)
※母子健康手帳もお持ちください。
(18歳未満の方で保護者が同伴されない場合は、保護者の署名が必要になりますので事前に予診票保護者自署欄に署名されたものをお持ちください。)
※母子健康手帳もお持ちください。
ご不明な点があればお問い合わせください。
16歳以上(公費対象以外)の方について
HPVワクチン接種を定期接種の対象年齢(12〜16歳)で受けることができなかった人でも、その後にワクチンを接種することによって一定の効果が得られると報告されています。
性交経験によるHPV感染によって、HPVワクチンの予防効果が減少することが示されていますが、性交経験がある場合でも予防効果がなくなってしまうわけではありません。
スウェーデンからの報告では、17歳以前に接種を受けた女性では88%の子宮頸がんの減少、17〜30歳で接種を受けた女性でも53%の減少を認めていました。17〜30歳では17歳以前に比べれば効果は低いものの、有効であると認められます。
ワクチンの使用についての添付文書では、接種年齢の上限は書かれていませんが、海外の報告では、45歳までの接種はHPVワクチンの効果が認められており、アメリカでは女性に対して26歳までの接種を推奨しています。
性交経験によるHPV感染によって、HPVワクチンの予防効果が減少することが示されていますが、性交経験がある場合でも予防効果がなくなってしまうわけではありません。
スウェーデンからの報告では、17歳以前に接種を受けた女性では88%の子宮頸がんの減少、17〜30歳で接種を受けた女性でも53%の減少を認めていました。17〜30歳では17歳以前に比べれば効果は低いものの、有効であると認められます。
ワクチンの使用についての添付文書では、接種年齢の上限は書かれていませんが、海外の報告では、45歳までの接種はHPVワクチンの効果が認められており、アメリカでは女性に対して26歳までの接種を推奨しています。
公費対象以外の方は当クリニックでは、シルガード®9を1回30,000円(税込)で接種することができます。(抗体を獲得するためには、3回の接種が必要です。ワクチン接種のみの場合は診察料はいただいておりません。)
※18歳未満の方は保護者の同伴もしくは、来院前に予防接種予診票をダウンロードし 印刷して頂き、保護者署名欄へ保護者の署名を記入をしたものを、接種当日ご持参ください。
※母子健康手帳もお持ちください。
※母子健康手帳もお持ちください。
↓下記URLからシルガード®9予診票をダウンロード、印刷できます。
ご不明な点があればお問い合わせください。