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尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマの原因は、低リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)であり、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVとは別の型のウイルスです。性交渉、オーラルセックスなどの粘膜からの感染によりうつります。

症状

陰部、肛門、喉などにいぼやカリフラワー状のできものができます。
痛みは伴わないことが多く、徐々に大きくなっていきます。

検査

患部の視診を行います。場合によっては、病変部分からウイルス感染細胞を綿棒で採取して調べます。(視診で診断されることが多く、検査を行うことはほとんどありません。)

治療

多くの場合、軟膏を塗布する治療や外科的治療を行います。(電気メス、炭酸ガスレーザーによる焼却、液体窒素による凍結療法などでの切除)
現在のところ尖圭コンジローマを完全に体内から排除する方法はなく、治療を行っても体内にウイルスが残ってしまいます。
イボを外科療法で切除したとしても、表面上のイボを取り除く施術なので、ウイルスは潜伏したままの状態になります。
そのため、治療を行っても何度も再発を繰り返す恐れはあり、再発リスクは3カ月以内で25%といわれています。そのため、定期的な検診と予防にはコンドームの使用、感染が疑われる不特定多数との性的交渉を避けるなどが必要です。
気になるできものに気が付いたときは、早めに一度ご相談くださいね。