予約専用phone_iphone: 03-6228-7245

膀胱炎

膀胱炎は、女性がなりやすい病気です。
一度発症してしまうと、繰り返すことが多い病気でもあります。
特に20〜40歳の女性の20〜35%が膀胱炎になるといわれています。
膀胱炎の原因の多くは、外部から大腸菌などの腸内細菌が尿道(膀胱までの通り道のこと)をさかのぼって膀胱の中に入り増殖することで引き起こされます。
よくみかける膀胱炎ですが、しっかり治しておかないと、辛い痛みや高熱、さらには、腎臓に炎症(腎盂腎炎など)を引き起こす可能性もあります。
特にご高齢の方では、命にかかわる状態になることもあります。
また同様の症状は、膀胱炎以外に別の婦人科疾患が原因になっていることもあります。
病状を悪化させないためにも、早めの受診をおすすめいたします。

症状

排尿痛、排尿時違和感、頻尿、残尿感、下腹部痛(違和感、鈍痛、張った感じなど)、血尿、混濁尿(白く濁っている)、尿臭が強い、などがあります。

検査

尿検査や尿の細菌培養検査で診断します。簡単な検査で、結果はすぐに出ます。
膀胱炎を繰り返す方、自覚症状はあまりないのに、尿検査で異常を指摘される方などには、細菌の種類を調べる培養検査をします。

治療

抗生剤を3日間内服します。通常1〜2日間で症状は良くなり、3〜5日間で治癒します。
排尿の痛みや違和感、頻尿、残尿感など気になる症状が出たら、すぐにご相談くださいね。
結果は即日すぐにわかり、内服の抗生剤も院内処方でお渡しできるため、すぐに治療を開始できます。
早く治療をすればその分早く良くなります。つらい時にはすぐに受診することをお勧めします。